皆さん!
*なぜ今、木造住宅なのか、ご存知ですかあ?
さて、ここでは、3点ほど、挙げてみようかと思います。
★1点目:法の改正と国の施策
近年になり、国は、木造建築を主体的にすすめているようです。山形県においても、いわゆる「森
のミクス」による取り組みもなされていて、建築業界ならずとも大きな好影響をうけていると思われ
ます。2000年には建築基準法の改正により、木材での耐火建築が認められ、中・大規模建築が可能に
なりました。南陽市の「シェルターなんようホール」などは最たる例ですね。ぱっと見、ホール本体部
分の外観とその外壁に掲げられた文字と色は某電器メーカーのそれと見間違える(笑)ほどですが、その
内部の音響効果のポテンシャルは世界のトップレベルのようです。詳しくはWEBでご覧ください。
また、2010年からは「公共施設建築物等木材利用促進法」が施行され、低層の公共建築への木材利
用が後押しされています。
*下の画像が「シェルターなんようホール」の外観と内観ですね。 アメージング!!! です。
★2点目:環境への配慮
木は再生産が可能な循環型の資源です。
また、木造が一番エネルギー消費量の少ない工法であることも明らかであり、エネルギー消費量が少ないことは温室効果ガスを抑えることにもつながり、木造建築は環境負荷が少ない建築といえます。
★3点目:木材の利点
木材は鉄やコンクリートに比べ熱伝導率が低く、断熱性が高い素材です。
吸湿性も高いため、多湿の日本の風土に適しています。
また、フィトンチッド効果によって、消臭や防臭、防菌、リフレッシュ効果が期待できます。